バリの治安
脅かすつもりはありませんが、最近バリの治安は観光客の増加とともに悪くなっているような気がします。殺人事件などの凶悪なものは日本と比べると少ないですが、強盗や泥棒事件がたまにあります。在住外国人を狙った悪質なものも多く、気づかれたため殺されてしまった事件もウブドじゃないですが、ありました。ウブドでは最近小さな宿で泥棒が入られたようです。

危険なことはなくても、空き巣が多くなるのはこっちに住む身としては不安なもの。まあ、東京だってかなりの空き巣事件があるので、それと比べると微々たるものかも知れませんが・・・。アメリカやカナダだって車の盗難事件は日常茶飯事だし・・・でも、何でバリだとショックかというと、やっぱりバリは楽園、そしてバリ人はみんな親切でいい人たちという固定観念のせい?

たとえば最近マックのラップトップを盗まれた友人の例

隣の家に入っている修理または掃除の人間がどうも怪しいらしいです。そのうちの一人は盗んだ日が最終日でもうバリにはいないとのこと。警察にも盗難届けを出して捜索を頼みましたが、こっちの警察のこと、よっぽどのことがない限り働いてくれません。結局、泣き寝入りで先日新しく購入しました。

携帯を盗まれた友人の例

社交的なので、家によく友人が訪ねてくるらしいです。この前は観光客の友人が知り合いのインドネシア人かバリ人を二人ほど連れてきたとのこと。その観光客が部屋の中でちょっと話している間、ベランダに携帯とほかの所有物が放置されていたのですが、彼らが帰った後、携帯だけがなくなっていることに気づきました。友人は信じてもいいけれど、一緒に来た人たちまではさすがに信用できないと嘆いていました。

こういう話をすると、バリ人は絶対「あ、これは絶対他の島の人間のすることね」と言います。でも、バリ人は盗まないというのも信用なりません。何でも別の島のせいにするのもどうかと・・・。バリ人相手でも盗みはあるらしく、友達はレンタルで貸していた車をそのまま盗まれて今はジャワ島に持っていかれたとのことです。バリ人って日本人よりも平気に物やお金の借り貸しをするのですが、一度バリ人に貸したものはほとんど戻ってこないし(というか、勝手に他人に渡って使われて戻るころには汚くなっていたり、壊れていたりします)、基本的に貸さないことにしています。

ここまでは安宿や自分で家を借りて住んでいる人の話ですが、実は最近クタでは有名な大型ホテルで泥棒事件もありました。まあ、これもバリ人ではなくておそらくジャワ人の仕業だと思います。その手口もかなり込んだもので、お客さんになりきってフロントで合鍵を頼みます。もちろんフロントは名前と部屋番号を聞きますが、犯人はすらすらと伝えます。そして計画的だったので、お客さんもインドネシア人を選び、怪しまれません。(もしその部屋の宿泊客が白人や日本人だったらすぐに分かってしまいますが・・・)そして、そのまま合鍵で部屋に入ります。ところが貴重品はすべて金庫に入っていて、さすがに金庫のパスワードまでは分からない。そこでまたフロントスタッフを呼び、金庫のパスワード忘れたので開けて欲しいと頼みます。金庫はもちろんマネージャクラスしか開けられないので、Duty Managerが部屋に行き、開けました。同じインドネシア人同士ということでその間いろんな話もしたらしいです。ばっちり相手に顔を見られているのにかなり大胆な手口です。

さて夜も遅くなったころ、本当のお客さんが戻ってきました。部屋に入ると、フロントに金庫が開かないとの連絡が!部屋番号ですぐにさっき金庫を開けたお客さんだと分かります。でも、マネージャが部屋に行ったら別の人物がいました。そしてまた開けると、案の定、中身が空になっているじゃない!ここで盗難事件があったことが発覚しました。この話は同じことが起きることを防ぐために、即バリ島の全ホテルに伝達されました。警察にも当然連絡は入っていますが、犯人はおそらくジャワ島にいるのでまだ捕まっていないのでは?ちなみに盗まれた直後に近くのショッピングモールでクレジットカードが使われたようです。

そういえば、バリにいるとよく泊まっているホテルを聞かれます。さすがに部屋番号まで聞かれると怪しいと思いますが、ホテルの名前だったらそのまま答えちゃう人も多いのでは?名前も知られていたら、たとえば悪い人なら旅行会社やガイドを装ってホテルに電話してきて、オペレーターに○○さん(お客さんの名前)のガイドだが、ツアーの申し込みの手続きのために○○さんの部屋の番号を教えて欲しいという人もいるかも知れません。もちろんまともなホテルでは部屋番号を簡単に外部に漏らすことはありませんが、ガイドと言われたら教えちゃう場合もなきにしもあらず。あとは、外のレストランやスパを予約するときにはほとんどの場合、お客さんの部屋番号を聞かれます。これは相手も確認のためなのでしょうが、万一この情報が外に漏れたら・・・と思うとちょっと不安です。日本は個人情報がかなり厳しくなっているようですが、バリでは個人情報に関する人々の意識は低く、プライバシーはあまり保護されていないのが現状だからです。小さなホテルやウブドのホテルでは、宿泊者以外の出入りがそんなに多くはないので来客があれば目立つのですが、クタや南部ビーチ辺りには大型ホテルがいっぱいあって、お客さん以外の立ち入りも頻繁なのでちょっと事情が違うのかも知れません。

海外に出ると普段より警戒しているとはいえ、思わぬところで油断してしまいがちなもの。安宿に泊まる場合はもちろんのこと、高級ホテルに泊まる場合でも最終日まで気を抜かないで身の回りの注意をすることが重要です。犯人は、最終日だと観光客は帰らないといけないので、警察に行く時間も問題を起こす時間もないことを見通して狙ってくることがあるからです。

個人的な経験としては、観光客で安宿を泊まり歩いていたとき、封筒に入れておいたお金から2万円だけ抜かれたことがあります。全部なくなればすぐに気づくと思うのですが、実際に気づいたのは数日後に両替しようとしたときです。なので、いつどこで抜かれたのかはいまだに不明。アットホームな雰囲気だとついついこっちも油断しがちで警戒が甘くなっていたのだと反省しています。持ち物でもいろいろあると、たとえばそのうちの何かがなくなっていても案外気づかないことが多いので、旅行中はなるべく質素に振る舞い、あまりいろいろ持ってこないことをおすすめします。

とはいえ、バリは日本と比べると治安は安全だと思うので、怖がらないで遊びにきてください!

balinese_maria.jpg

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コメント
この記事へのコメント
こんにちは。

5月にBALIへ行った際、泥棒があった話聞きました。カキアンの近くだったと言うのでそのときは警戒しよ〜と思いました。100%は信用しているわけではないですが、カキアン内は安心神話!心では常に用心しています。

以前、カキアンが予約取れず、モンキ−フォレスト通りのにぎやかなちょっとお高い飲み屋さんのわき道を入ったホテルに泊まりました。カキアンと同じ感覚でいた私が悪いのですが、初日の朝食でレストランへ行った際、お財布は部屋においたままでした。食事が終わり、部屋に戻りふとお財布の中を確認したときに、お札が抜かれてることに気づきました。ウブ子さん同様、全部ではなく、Rp100000札が2.3枚少ない・・・でした。

そんなこともあり、警戒心は持っていますし、カキアン以外に泊まるのがイヤなのはそういうこともあってね。

私は日本人で旅行者だということは、毎回心得ているつもりですが、何度も行くので注意散漫にならないようにします。
2008/06/14(Sat) 16:27 | URL  | にぽぽ #-[ 編集]
にぽぽさんへ
心配な人はやっぱり警備のしっかりしている宿のほうが安心かなって思います。でも、警備に頼ることもできないので、部屋にいるときも内ロックをしっかりかけて、戸締りも確認しないとですね。

お金は盗まれても証明できないので、やっぱり自己管理しかないのかも知れません。大金も持ち歩かないほうが◎。

カキアンも最近従業員が入れ替わったりして知らない人が増えてきたので、やはりどこに泊まっても注意は必要かな。イブウブ子の場合も、バリは慣れているという自信と余裕が原因だったような・・・。
2008/06/15(Sun) 10:12 | URL  | イブウブ子 #-[ 編集]
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